Better Placeが提唱する"Car 2.0"

earth2techの表題に関する記事を読みました。プラットフォームを提供し、そこに人を引き寄せてイノベーションを起こす。自社で全てを提供するのではなく、プラットフォームを提供する、というのが主流のようですが、それをBetter Placeの視点から見たのが、この記事の内容になります。
Better Placeについては、以前のエントリーでも書きましたが、今後も注目していきたいと思います。
Better Place Connects With Microsoft, Intel for Electric Vehicle Software – Gigaom

  • Better Placeが提唱する"Car 2.0"
    • 次世代の自動車は、電力・通信ともに「つながる」状態になる
  • これを実現するためのソフトウェアが公開された
    • MicrosoftIntel、Continental AG(ドイツの自動車会社)と提携
    • このシステムは"AutOS"と名付けられた
      • 自動車の内部で処理が実行される
      • 自動車に組み込まれ、エネルギーを計算し、「エネルギープラン」をドライバーに提供する
      • そして、最も近い電力補給ポイントやバッテリー交換ステーションを探す
      • Better Placeのネットワークは、それぞれの自動車と常に接続されている状態になる
    • 提携各社との役割分担
      • Continental AGがBetter Place向けのヘッドユニットを開発
      • それは、Microsoftの"Windows Embedded"ソフトウェアをベースに作られる
      • IntelAtomプロセッサによって動く
    • プラットフォーム戦略
  • 社会インフラの基盤をどうするか?
    • どのようなソフトウェアが必要になるのか、長い間議論が行なわれている
    • 例えば、以下のような機能が必要とされる
      • "Smart Charging"
      • 電力補給が必要な自動車の数を管理し、それをユーティリティに報告する
      • ドライバーに、電力補給ポイントやバッテリー交換ステーションの場所を伝える
      • 近くに"クリーン"な電力を補給できる場所があるかどうかを伝える
      • 交通渋滞や、ドライバーの運転パターンなどを反映した情報を提供