2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

AMIとDRの主要なプレーヤー

AMI(Advanced Metering Infrastructure)やDR(Demand Response)の分野で、現在、どのような企業が活動を行なっているのか、少し具体的に調べてみました。調査対象は、「The Smart Grid in 2010」のレポートに登場してきた企業です。このレポートの巻末には、ス…

Smart Grid 2.0: ‘The Soft Grid’

VCの視点からは、今のスマートグリッド業界がどう見えているのか。そんなことを知ることができる記事を読みました。先日まで読んでいた「The Smart Grid in 2010」の内容も材料として使われていて、個人的にはかなり良いタイミングでこの記事に出会うことがで…

スマートグリッド勉強会に向けて

スマートグリッド勉強会の第二回目が来週あり、それに向けて、「The Smart Grid in 2010」というレポートの第二章を読んできました。当初は第二章全てを読んでしまいたいと思っていたのですが、見積りが甘く、とても間に合いそうにないので、AMIとDRだけに留め…

The Smart Grid in 2010・その5

今回はDemand Responseについてです。このDemand Responseを日本語でどう表現すべきなのか、未だによくわからないのですが、電力網全体の電力需要が高い時に、その情報を電力網全体に通知して、末端のデバイスがそれに反応し、電力需要を抑えて、供給キャパ…

The Smart Grid in 2010・その4

AMIの部分は今回で最後になります。AMIの基盤となる通信手法として、現在リストアップされている技術の中から、以下の三つがピックアップされていたので、それを今回は読みました。Wikipediaにも詳細な説明があり、WiMaxについては日本でも近頃よく登場する…

The Smart Grid in 2010・その3

前回に引き続き、AMIの部分を読み進めました。今回は、AMIで使うデータの通信手法として、現在どんなものが使われていて、どんなものが可能性として挙げられているのか、それぞれのメリット・デメリットは何なのか、といったことについて触れられています。…

The Smart Grid in 2010・その2

このレポートの第二章の全体像については前回のエントリーで触れましたが、その最初に登場するのがAMIです。最初に登場して、しかも第二章の中でも多くのページ数を費やしていますので、スマートグリッドを構成する要素としての重要度は高い、と考えられてい…

The Smart Grid in 2010・その1

スマートグリッド勉強会経由で知った「The Smart Grid in 2010」というレポートの一部を読み進めています。パラパラと読んでみた限りだと、第二章が具体的な話題が豊富で面白そうだと感じたので、この部分から始めました。このレポートの概要については、こち…

Unlocking Energy Efficiency in the U.S. Economy

下記のサイトに、マッキンゼーが発表したレポートが紹介されていました。内容は、米国のエネルギー効率化についてで、今回はExecutive Summaryしか読めませんでしたが、こういった企業が発表する資料に触れるのは初めてだったので、とても良い刺激になりまし…

SAP Energy Data Management

EMS

EMSに関する調査を進めていますが、まずは表題の製品が紹介されているカタログを読みました。十数ページの資料で、良いことばかりしか書いてありませんが、製品の全体像がわかり、とても参考になりました。 http://www.sap.com/usa/industries/utilities/edm…

スマートグリッド・コンファレンス(2)

前回のエントリーの続きです。先日のイベントで、僕は初めてBetterPlaceという会社のことを知りました。電気自動車の電池を、わりと高速に車体の下から交換する映像をYouTubeか何かで見た記憶はありましたが、それをやろうとしているのがBetterPlaceだという…