Unlocking Energy Efficiency in the U.S. Economy
下記のサイトに、マッキンゼーが発表したレポートが紹介されていました。内容は、米国のエネルギー効率化についてで、今回はExecutive Summaryしか読めませんでしたが、こういった企業が発表する資料に触れるのは初めてだったので、とても良い刺激になりました。
McKinsey: Invest $520B in Energy Efficiency, Save $1.2T | Greentech Media
http://www.theenergycollective.com/TheEnergyCollective/45728
実際のレポートはこちらです。
Page not found | McKinsey & Company
読んだのは少し前だったのですが、上手くまとめられずに更新が滞ってしまいました。100ページを超えるレポートのサマリー資料を、自分の力量でさらにまとめようとしていたことに無理があったのかもしれません。というわけで、今回も箇条書きに留めておきます。
- 今の段階では、エネルギーを効率化するための投資からリターンを得ることはできない
- 二つの課題がある
- リターンを得るための機会はどれほどあるのか
- その潜在性を顕在化するために必要なステップとは何なのか
- エネルギー効率化によって、低コストで大量のエネルギーがアメリカ経済に注ぎ込まれる
- しかし、包括的で革新的なアプローチを取ることが前提だ
- このレポートでは、下記のことを説明する
- エネルギー効率化によるメリット
- なぜエネルギー政策が国家の優先的課題なのか
- エネルギー効率化を阻む障害は何なのか
- その障害を取り払うための戦略はあるのか
- 想定される5つの戦略について
今回のレポートを読んでいて、話の内容そのものよりも、
- 話の流れが構造化されている
- ポートフォリオをはじめとする図・グラフが効果的に使われている
- 英語の表現方法が明確でわかりやすい
といったことの方が印象に残りました。英語については、理解できない部分も多々ありましたが、体感的に「明確でわかりやすい」と感じました。この部分は、あのフレームワークを使って説明をしているんだな、といったようなことまで意識しながら読めると、なお良いとも思いました。
マッキンゼーのサイトを覗いてみたら、他にもいろいろなコンテンツがあるのを発見しました。こういうところにも情報があるんだ、ということを知ることができたのも、今回、このレポートに触れて良かったと思えている要因の一つです。