The Smart Grid in 2010・その3
前回に引き続き、AMIの部分を読み進めました。今回は、AMIで使うデータの通信手法として、現在どんなものが使われていて、どんなものが可能性として挙げられているのか、それぞれのメリット・デメリットは何なのか、といったことについて触れられています。この節の最後に、代表的な通信手法(RF Mesh Networks/3G Networks/WiMax)の少し細かい説明が掲載されていましたので、次回はその部分を読み進めていこうと思っています。
http://www.gtmresearch.com/report/smart-grid-in-2010
2.1 Advanced Metering Infrastructure (AMI)
2.1.4 Smart Meter: The Gateway to the Home Area Network
2.1.5 AMI Networking and Communications
- AMIのネットワーク
- 通信手法の具体例
- 以下のような指標を用いて、それぞれの手法を評価する
- Latency(待ち時間)
- Reliability(信頼性)
- Cost(コスト)
- Maturity(成熟度)
- Maintenance(メンテナンス性)
- Resiliency(弾力性、回復力)
- 上記指標を用いた通信手法の評価結果が、このレポートの51ページに記載されている
- 以下のような指標を用いて、それぞれの手法を評価する
2.1.6 AMI Communication Networks -- Competition Heats Up
- AMIの通信手法の標準化
- 現在、議論されている
- ユーティリティの視点
- 可能であれば、多くのアプリケーションを既存のネットワークの上で動かせるようにしたい
- しかし、信頼性やスケーラビリティ、コストという課題がある
- さらに、帯域や待ち時間にも注意を払う必要がある
- そうしなけらば、demand responseのような先進的なアプリケーションは導入できない
- (they) will want to ensure that their network is up to the task.
- 新しいアプリケーションが一般的になってくれば、より多くのデータが流れることになる
- それはつまり、より多くのデータ変換(be transported)が必要になることを意味する
- ユーティリティは、現在のアプリケーションだけでなく、将来登場するであろうアプリケーションにも備えておく必要がある
- 地域ごとの特性
- 北米では、radio frequency(RF) mesh networksが一般的
- 欧州では、broadband-over-powerlineが一般的
- 現在、Public Cell Phone Wireless Carriers(3G Networks)やWiMaxへの関心が高まっている