CiscoのSmartGrid戦略
Ciscoの最近の動向に関する記事を読みました。他にも読むべき資料があり、まだまだ全体像を把握していませんが、前回のWiMAXといい、規格競争の激しさを感じ取ることができました。確かに、何がStandardになるかは、既に市場で高いシェアを獲得している製品を取り扱っている企業にとっては死活問題なのかもしれません。
http://news.cnet.com/8301-11128_3-10241102-54.html
- Ciscoがelectricity grid用のコミュニケーション機器を開発する意志があることを発表した
- ここでのelectricity gridとは、everything from routers in grid substations to home energy controllers
- CiscoがSmartGrid業界に参入する戦略があることを表明したのは昨年の秋
- いくつかのユーティリティは、エネルギーフローのコントロールやエネルギーの供給停止を防ぐのに、ルータやスイッチがどんな役割を果たせるかどうかをテストを既に行なっている
- EnergyWiseというオフィスビルのエネルギー消費を管理するためのソフトウェアも今年の初めにリリースした
- http://news.cnet.com/8301-11128_3-10150746-54.html(後で読む)
- 既存製品だけでなく、新規製品も開発予定
- 例えば、Linksysルータ向けの家庭用エネルギー制御デバイス・ソフトウェア
- Ciscoの立ち位置
- grid間のコミュニケーションは、IP(Internet Protocol)で行なわれるべき
- 全てのSmartMeterメーカーがIPを使用しているわけではない
- それを懸念する声
- このネットワークは、Internetよりも100倍から1000倍も大きい
- Internetアクセスは全家庭にあるわけではないが、electricityアクセスは全家庭にある
- electricityアクセスを使えば、全ての家庭がgridへ接続できる可能性がある
もう少し、詳しく調べてみるつもりです。
UPDATE(2009/05/31)
日本語の記事が出ていました・・・