Haraについて・その1
SmartGrid関連の巡回サイトで、昨日、Haraというスタートアップの記事が掲載されていました。とても気になったので、何回かに分けて記事を読み進めていきたいと思います。
http://www.hara.com/
- Sustainable Software-as-a-Service Hara Launches, Backed By Kleiner Perkins – Gigaom
- 炭素排出をマネジメントするようなサービスが次々を立ち上がっているが、設立18ヶ月のHaraには、今まで気付けなかった(coming out of so-called stealth)
- Kleiner PerkinsというVCがバックについていることから、他のスタートアップとは根本的に異なる
- SaaS型のプロダクト
- このプロダクトの特徴
- 中規模な企業の場合、1000程度のオブジェクトを管理し、26000行のデータ(?)を扱う
- 価格は、管理するオブジェクトの量で決まる
- 3ヶ月から12ヶ月で投資した分のリターンを得られるだろう
- Haraはlaunchingしたばかりだというのに、既に12を超える顧客がいる
- 例えば、Coca Cola、Palo Alto市
- どんな業種に適しているのか
- http://news.cnet.com/8301-11128_3-10252910-54.html
- この日に、18ヶ月のステレスモードからカミングアウトすることが予定されていた
- "post-carbon economy era"用にデザインされたソフトウェアの詳細が発表される
- この25人の会社は、Al GoreがからんでいるVCから出資を受けている
- プロダクトについて
- Hara Environmental and Energy Managementと呼ばれる、ホスト型のアプリケーション
- 効果的な排出削減プログラムやグリーン製品の情報を共有するためのデータベースもある
- 共有されている情報は、他の企業も使うことができる
- 環境対応
- 環境に関する指標が良ければ、その企業のファイナンス的なパフォーマンスが良いことを示す
- 環境対応を効率的に行なおうとする傾向がある
- ポジティブなブランド構築につながる
- 環境的な罰則へのリスクを最小化することができる
- "Businesses are now becoming unprofitable because of the way they manage natural resources"
- "Now (managing) natural resources is a core element of a business' processes"
- Palo Alto市は、2.2百万ドルの経費(廃棄、エネルギー使用)削減に成功した
- 今後の方針
- Haraは、business people responsible for purchasing energyやsustainability officersだけでなく、financial plannersにも売りたいと考えている
- 企業は、温室効果ガスやエネルギー消費だけでなく、数多くの環境属性をトラックすることで、他社との差別化を図りたいと望んでいる
- "This is not another ERP package. Because the business is changing, you want something that is flexible, not something institutionalized"
- この日に、18ヶ月のステレスモードからカミングアウトすることが予定されていた
- Energy Management Startup Hara Nabs Coke as Client, $6M From Kleiner | Greentech Media
- トラックできるもの
- 化石燃料
- 水
- 電気
- 工業的な化学物質
- 水銀
- 移動中に消費した燃料
- 廃棄された製品
- これらのオペレーションを最適化するための方法をシステムが提言する
- Coca-Colaの事例
- 12を超える拠点で利用されている
- full deploymentされる過程にある
- enterprise softwareの分野では、こんな事例は珍しい
- Haraのコンセプト
- a comprehensive view of the "organizational metabolism"を提供すること
- トラックできるもの