Yello Strom社について・その1

ドイツのユーティリティ・Yello Stromが、GoogleのPowerMeter事業で提携した、というニュースを読みました。黄色の電気メーターが特徴のようですが、他にもユニークなサービス・仕組みを提供しているユーティリティでもあるそうです。欧米における「ユーティリティ」というのが、日本における何にあたるのか、各家庭の選択肢にどれほどの自由度があるのか、ということに対する実感が未だに沸いていないのが現状なのですが、下記のYouTube映像を見れば、少しはイメージが沸いてくるような気がしているので、あとでじっくり見てみようと思っています。

  • German Utility: Ich Bin Ein PowerMeter (or Yello Strom Partners with Google) – Gigaom
    • home energy management toolsを提供する企業が、どのユーティリティと提携するか
      • これは、今後の見所
    • GoogleのPowerMeterは、既に8つのユーティリティとの提携を発表している
      • さらに、欧州のユーティリティ1社との提携を発表した
      • 欧州では初めて
    • Yello Strom
    • Yello Stromはマイクロソフトとも提携している
      • ソフトウェア、メーターのデザイン、Windows CEを使った通信モジュール
      • 昨年、ウェブベースのソフトウェアを共同開発しているという発表があった
    • MSとGoogle、ユーティリティとの連携姿勢の違い
      • GoogleのPowerMeterは、SmartMeterのデータにフォーカスしている
      • MSのHohmは、それらが利用可能になるまで待つ
    • SmartMeterと連携するようなソフトウェアは、これまで提供されていなかった
      • Googleが動くことで、今後もこういった事例が増えていくだろう
    • Yello Stromが提供している仕組みについて
      • ウェブベースのツールとの連携は難しいことではない
      • なぜなら、ブロードバンドに接続されていて、コアの部分はIPを使っているから
      • ユーティリティとメーターは、TCP/IPネットワークで直接つながっている
      • 15分毎に、メーターからユーティリティのサーバーへシグナルが送られる
      • YouTubeの映像で、具体例を見ることができる

  • Official google.org Blog: German utility partners with Google PowerMeter - willkommen!
    • 数ヶ月前、Yello Stromの代表がGoogleにメーターのデモを見せた
      • Googleは運命を感じた
      • 簡単にアクセスできて、簡単に反応できる、エネルギー情報の生成方法
      • これは、GoogleのPowerMegerのビジョンと完全にマッチする
      • 15分毎に最新情報をユーザーに提供することが可能となる
    • Googleが提携するユーティリティの基準
      • 一時間毎のデータ(一日24回以上)を集め、それを一日以内にGoogleへ送ることができるか
      • Yello Stromのようなユーティリティを探している

下記のリンクにさらなる詳細情報があります。Twitter的なサービスで、随時必要な情報を通知するような仕組みも考えられているようですので、次回以降、読んでみたいと思います。