Smart Grid Interoperability・その6
- http://www.nist.gov/smartgrid/
- http://www.nist.gov/smartgrid/InterimSmartGridRoadmapNISTRestructure.pdf
第三章「Smart Grid Conceptual Model」を読み進めています。
今回は、このModelを構成する7つのドメインの中の「Customer Domain」と「Market Domain」を取り上げます。それぞれのドメインがどんなことをやっているのか、ということが本章で述べられていて、ある仕組み、例えばDemand Response(電力の需要によって価格を変化させる)の全体像については、次章で説明されています。なので、各ドメインのつながりを理解するためには、次章を深く読む必要がありそうです。そんな理由もあり、しばらくの間、箇条書きスタイルになってしまうかもしれません。
- Customer Domain
- 概略
- 電力のエンドユーザー
- 電力を自家発電したり、蓄電したり、電力利用を管理したりすることもある
- home、commercial/building、industrialの三タイプある
- 役割
- EMSの役割
- その他
- このドメインは、電気的には、Distribution Domainとつながっている
- 情報的には、Distribution/Operations/Market/Service Provider Domainsとつながっている
- 概略
- Market Domain
- 概略
- 電力マーケットのオペレーターや参加者
- 役割
- エネルギー供給源とのつながり
- 需給のマッチが効率的に行なわれるかどうかは、marketの働きにかかっている
- そのため、ここのつながりは重要
- マーケットの挙動
- 信頼性があり、トレース可能で、監査可能でなければならない
- e-commerceのスタンダードもサポートしてなければならない
- 優先的な課題
- 電力供給状況のシグナルを価格情報としてCustomer Domainに伝える
- マーケットルールのシンプル化
- などなど
- 概略