Hohm公開

以前取り上げたMicrosoftのエネルギーマネジメントツールである「Hohm」が公開されたようです。早速自分もログインしてみようと思ったのですが、なぜか上手くいかず、今のところ中に入れていません。仕方がないので、いくつかのフィードバック記事を読んで、それらのメモを取りました。以下に箇条書きします。CNETの記事は、こちらの方で日本語訳が出ています。また、このエントリーの最後にリンクしてあるYouTubeの映像も、Hohmの概要をつかめて面白いのではないかと思います。

  • Feedback Wanted: Microsoft's Energy Tool Hohm Goes Live – Gigaom
    • 月曜日の朝にHohmがオープンした
      • 今はベータ版
      • ユーザーからのフィードバックを求めている段階
    • ZIPコードのみでも利用できる
      • その他、家に関する180を超える設定項目がある
      • 例えば、ドアや窓の数、温水技術など
      • 細かく設定すれば、より正確な情報を得られる
    • Hohmのゴール
      • ユーティリティとリンクする
      • これまでのエネルギー使用量のデータと統合する
      • 最終的には、SmartMeterやSmartDeviceと協調させる
      • これによって、エネルギー使用データをリアルタイムに提供する
    • 予測アルゴリズム(prediction algorithm)
      • Lawrence Berkeley National Laboratory and the Department of Energyからライセンスを得ている
      • ZIPコードのみでも、悪くない結果が出た
      • 細かい設定をしてみたら、より実際の使用量に近づいた
    • カーボン計算機(carbon calculator)
      • 予測データだけでは実際の行動にはつながらないだろう
      • ユーティリティとつながり、過去データと統合される必要がある
      • そういう機能がなければ、巷にあふれるカーボン計算機と同じだ
    • ユーティリティとの提携
      • 提携エリアを広げているところ
      • そうしなければ、多くのエンドユーザーは、今のバージョンしか使えないということになる
    • 設定項目について
      • 家のオーナーにとっては答えやすい項目
      • しかし、家を借りている人にとっては、答えるのが難しい項目が多々ある
      • 例えば、暖房システムを導入した時期、温水システムを導入しているか、温水システムの能力は、など
    • recommendationsセクションの三段階セットアップ
      • プロジェクトをブレイクダウンしていく
      • DIY costs」「annual savings」「annual carbon benefit」という観点からエネルギー使用量を削減するプロジェクト
  • http://news.cnet.com/8301-11128_3-10280237-54.html
    • Hohmのエネルギー効率化についてのアドバイスの脳(brains)
      • 既に存在しているデータベース
      • the Lawrence Berkeley National Laboratory and the U.S. Department of Energyからのライセンス
      • 見にくくて、支離滅裂だった情報が、このサービス経由で見られるということを意味する
  • Microsoft Licenses Berkeley Lab’s Home Energy Saver Code for Its Energy Management Software | Berkeley Lab
    • Home Energy Saver
      • the U.S. Department of Energy’s Lawrence Berkeley National Laboratory (Berkeley Lab)で開発されたサービス
      • Hohmは、このエネルギーモデルを使っている
      • インターネット・ベースのツールとして、初めて発表されたサービス
      • Berkeley Labで開発されたオンライン・ベースのメソッドによって、家庭のエネルギー使用量を素早く計算することができる
    • 産学連携
      • 公的資金によって運営されているエネルギー研究が、民間企業によって活用され、新しいアプリケーションやサービスが開発される、という良い事例