電気の仕組みを学ぼう
ここ数日間、「Googleを支える技術」という本を読んでいました。この本の後半で、Googleと電気・電力について話が出てきます。以前読んだ時は、わりとスルーしていた話題だったのですが、今回は、かなり興味深く読みました。GoogleがPowerMeterをやることの意味についても少し考えが深まったような気がしています。特に、マシンの電力消費量はCPUの負荷と比例するから、その負荷を監視して、負荷が高まったら、それを抑えるようソフトウェアで制御する、みたいな話には驚きました。無駄な電力を省き、コストを抑えるためのナレッジは、Googleの内部にかなり蓄積されているんだろう、ということは、下記の論文などを読めばわかると思いますので、実際にやってみるつもりです。
Power Provisioning for a Warehouse-sized Computer – Google AI
Googleが独自のOSを出すという発表がありましたが、そのOSの上で動くアプリケーションが家電の電力をコントロールしつつ、PowerMeterにデータを送る、みたいなことも実現するのかもしれません。本書でGoogleの仕組みに触れたら、そんなことは朝飯前なんじゃないかとすら思えてきました。
いずれにせよ、電気の仕組みについて、しっかりと学びたいという欲求が沸いてきたので、早速下記の本を買いました。基本的なことは他の人に説明できるくらいの知識を身につけていきたいと思います。
- 作者: 松下電器工学院
- 出版社/メーカー: 廣済堂出版
- 発売日: 1975/08/01
- メディア: 単行本
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