Smart Grid Interoperability・その9

第四章「Smart Grid Applications and Requirements」に入りました。
この章では、SmartGridを実現する上で必要となってくるであろう機能をピックアップし、それらの機能が、第三章で説明されていた各種ドメインでどのように振る舞うのか、ということの具体事例が掲載されています。
今回は、この章の概略部分をまとめてみようと思います。

  • 6つのアプリケーション(機能)
    • Wide-Area Situational Awareness(WASA)
      • 配電網の広域状況認識システム
    • Demand Response
      • 電力需要による価格変動システム
    • Electric Strage
      • 蓄電技術
    • Electric Transportation
      • 電気自動車
    • AMI(Advanced Metering Infrastructure) Systems
    • Distribution Grid Management(DGM)
      • 配電網管理の効率化
  • ハイレベルな視点から見たユースケースを使って説明する
    • ダイアグラム(アクターやドメインの相関関係)は、UMLで表現している
  • アプリケーションの選定基準
    • Four Priority Functionalities
      • FERC(Federal Energy Regulatory Commission)が、今年3月に出した「Smart Grid Policy」のドラフトの中で、 「四つの優先的な機能」を定義した
      • その四つが、上記アプリケーションの上の四つ
    • 残りの二つ