Building the smart grid
The EconomistにSmartGridに関する記事が出ていたので読んでみました。今まで読んでいたようなネット記事などと比べたら、かなりボリュームがあったので、読解するのに時間がかかってしまいましたが、現状どうなっているのか、について頭の中を整理することができました。
この記事の最後に、SmartGrid拡充に向けた現在の課題が述べられているのですが、その中にスタンダードの問題と、少しずつ読み進めている論文のことが書かれていました。自分は、的外れな論文を読んでいるわけではないことがわかり安心しました。この論文についても、引き続き読解していこうと思っています。
以下に、要点だと思われる箇所を箇条書きしておきます。
Building the smart grid - Energy
- クリーンテック・クリーンエネルギーへの投資が活発化
- ボトルネックは電力網(power grid)
- 一方通行のシステム
- 最初に建設された100年以上前からの変化は微々たるものだ
- グリッドにコンピュータの力を注入
- スマートメーター
- これを広めることで、どんなメリットが生まれるのか
- 電力需要に応じて価格を変動させる
- 電力価格に連動して、家電などを自動的に制御する
- 電力源の分散、電気自動車や自家発電とのコンビネーション
- ピーク時の電力需要を抑えることができれば、新しい発電所を建設する必要がなくなる
- 料金体系は複雑になるが、電力コストは下がる
- 問題点
- 電力という商品が売れなくなるので電力会社としては、技術開発に熱心になれない
- 価格体系を変更してやる必要がある
- 電力販売と利益を切り離してしまう(decoupling)手法などがある
- これを広めることで、どんなメリットが生まれるのか
- スマートグリッド
- 地域やユーティリティによって、やるべきことが変わってくる
- “You’re never going to build the same smart grid twice, so you have to look for overriding themes,”
- 最も重要なテーマは何かを考える必要がある
- スタンダードの問題
- オープンな技術のスタンダードを作る必要がある
- インターネットはそれがあったからこそ発展することができた
- 家庭の分野では、スタンダードが特に重要となってくる
- スタンダードが決まれば
- 広い範囲のイノベーションやアプリケーションをエネルギーの分野で起こすためのプラットフォームになる
- 幾千の企業を生む可能性がある
- エネルギー効率が向上するだけでなく、環境技術の発展も促進される
- 地域やユーティリティによって、やるべきことが変わってくる