Integrating the Smart Meter Universe

SmartMeterと業務用ソフトウェアが統合するとどうなるかという事例です。SmartMeterで集めた生データをどのように扱うか。SAPは、過去二年間で、他社と協力しながら、それらのデータとバックオッフィス系のシステムとをつなげるためのシステムを模索してきたとのことです。

For the past two years, the software giant has been working with utilities including Florida Power & Light, Consumers Energy, CenterPoint Energy and others to build a system to link smart meter data to utility back-office systems.

そういった過程を経て、"AMI Integration for Utilities"というソフトウェアが生まれ、Consumers Energy社がパイロット版を利用する最初のユーザーになるそうです。
その他、Itronなど、競合になりそうな企業ともパートナーを組んでいるという点も印象的でした。こういったコラボレーションによって、SmartMeterで集めたデータを、より効果的に利用できるようになるということなのでしょう。
※AMIは、advanced meter integrationの略のようです。


SmartMeterからどのような情報を得られるのか。それらのデータを活用することで、どんな付加価値を生み出すことができるのか。特に、既存のバックオフィス系の情報との連携されて、それまでには得られなかった視点での分析が可能になるのでは、という点に興味がありますので、こういった点を重点的に調査していきたいと思います。