エネルギー消費量の可視化とリアルタイム性について・続き
以前、Katie Fehrenbacher氏のSmartGridに対する考察を読みましたが、この記事をサポートするような別の記事を見つけたので、それを読んでみました。どんな環境でイノベーションが起こるのか。そんな環境を作るためにはどのように動くべきなのか。そんなことを熱心に議論している様子を感じ取ることができました。現時点ではイメージすらできないものを生み出すための環境を整えるべき、というマインドがあるんだろうなとも思いました。
この記事の中に、AMEEという企業が出てくるのですが、ここが非常に面白いことをやっているようなので、次回以降は、この企業に深追いしていこうと思います。インプットだけでなく、いよいよアウトプットする時がやってきた。そんな期待を持っています。
http://www.readwriteweb.com/archives/why_smart_grids_could_be_slow_to_beat_web_20.php
- Fehrenbacher氏の悲観論
- ユーティリティのデータを「リアルタイム」に使えない
- それができれば、インターネットの世界で起きたような「eye-opening」なイノベーションにつながるはずなのに
- ユーティリティのデータを「リアルタイム」に使えない
- それができそうな事例もある
- ユーティリティのデータをリアルタイムに使えるアプリケーションは、いくつかは消費者に届けられるだろう
- 他の企業は、データをサマリーして分析結果を提供したり、政策立案者へデータを提供したりするだろう
- Tim O'Reillyは、AMEEと呼ばれる企業に投資をしている
- http://www.readwriteweb.com/archives/five_applications_tim_oreilly_says_point_past_web20.php
- http://www.amee.com/
- 家庭用機器の電力変動はとてもユニーク
- モーターのスイッチがオンになる時の挙動、冷蔵庫のモデルが何なのかがわかったりする
- エネルギー効率の良い機器を提案することができる
- イノベーションが起こる要因
- もし、インターネット企業が、安くて公平で「bandwidth」なアクセスを、スモール・イノベーターに提供しなかったらどうなっていたか?
- ガレージで働いている次世代のYouTubeのチームたちは、そこから抜け出すための力を得られないのではないか
- SmartGridの分野でも同じことが言える
- ユーティリティのデータをリアルタイムで使うKillerAppを携えたイノベーターが、市場に登場できないのではないか
- なぜなら、リアルタイムなデータを提供できるようなインフラに投資することを、ユーティリティは望んでいないからだ
- もし、インターネット企業が、安くて公平で「bandwidth」なアクセスを、スモール・イノベーターに提供しなかったらどうなっていたか?
- そもそも、KillerAppとはどんなものなのか?
- Fehrenbacher氏にもわからない、これこそ重要なポイント
- プラットフォームが利用可能になれば、我々がイメージさえできないようなクールで便利なアプリケーションが登場するだろう
- KillerAppが生まれてこないようならば、そのプラットフォームが衰退していくことになるだろう
- Fehrenbacher氏にもわからない、これこそ重要なポイント