SmartGridの業界分析
またKatie Fehrenbacher氏の記事を読みました。今回の記事は、SmartGrid市場の業界分析のようなことが書かれていて、自分の頭の中を整理することができました。この市場は、多くの技術や市場が組み合わさっているので、"SmartGrid"と一言で括るのは危険だということを痛感することもできました。今後、何かの情報に触れる際には、全体の中のどこの話をしているのかを注意していきたいと思います。
Smart Grid Bubble? Heck No. Home Energy Management Bubble? Yep – Gigaom
- Katieの視点
- VCが投資しているのはSmartGridのある特定の分野
- 「home energy management tools」
- これらの投資は第一段階であり、このプロセスがより大きな市場を作り出すだろう
- だから投資過剰だとは思わない
- VCが投資しているのはSmartGridのある特定の分野
- そもそもSmartGrid全体について語るのは難しい
- 様々なタイプの技術(ハードウェアからソフトウェアまで)で構成されている
- ビジネスモデルについても、面白いものから全く面白くないものまで様々
- インフラストラクチャーは、非常に複雑なものになるに違いない
- 多くの企業は、いつイノベーションを起こす可能性があるエリアを発見できる時期について、模索し始めたばかり(scratch the surface)
- VCの動向
- 「home energy management」のエリアに群がっている
- VCがそのエリアを好む理由は、それを理解するのが簡単だからだ
- gadgetsとソフトウェアとワイヤレスをつなぐ仕組み
- 現時点で、VCをサポートを得ている企業の進出が続出している
- home energy management
- software management
- ソフトウェアのみを提供して差別化を図ろうとしている企業もある
- 強力なパートナーシップを得て、成功している事例もある
- Is Lixar SRS Poised to Be the Next Smart Grid Heavyweight Thanks to Cisco? – Gigaom
- しかし、GoogleのFreeなPowerMegerがまもなく登場する
- ソフトウェアのみを提供して差別化を図ろうとしている企業もある
- 現実問題
- 新しく若い企業の多くは、似たようなモノ・サービスを売ろうとしている
- これは、消費者にとっては、選択肢が増えるので良いこと
- しかし、企業自身にとっては良くないこと
- これらの新しい企業の多くは、安く買収されるか、倒産してしまうだろう
- 新しく若い企業の多くは、似たようなモノ・サービスを売ろうとしている
- end-to-end communications networking
- CiscoはSmartGridのend-to-end communications networkingに分野に参入した
- Silver Springが、根付いて、資金も充実している市場なのにも関わらず
- この市場は、まだバブルを生み出していない
- ユーティリティやpower companiesの、power gridをアップグレードするスピードが比較的遅い
- SmartGridのコミュニケーション分野は、毎年$20billion程度の価値を生む可能性がある
- CiscoはSmartGridのend-to-end communications networkingに分野に参入した
- Smart-charging software
- SmartGridのいくつかのエリアには、まだ多くの投資が行なわれていない
- 例えば、Smart-charging softwareのエリア
- 電気自動車のチャージレートを管理する
- 車のプラグをグリッドにつないだら、そこに大きな潜在機会が生まれるような仕組み
- V2Greenという企業が、この分野に取り組んでいる
- GridPointに買収されたとのこと
- GridPoint Raises Massive $120M, Grabs Plug-In Startup V2Green – Gigaom